注文住宅に重要な資金計画とは

資金計画を立てよう

資金計画を立てよう


注文住宅を建てる際は、どのようなマイホームにしようか、内装や間取り、外観にこだわる人が多いです。
自分の理想を詰め込んだお家が建てられると思うと、夢が広がりワクワクするでしょう。
何度も建て直すことができないため、失敗しないように家族が暮らしやすい空間を考えていくことはもちろん大切なことですが、金銭面も考えていかなければなりません。
なぜなら、理想や要望を優先して無理な予算を組んでしまうと、支払いが困難になって住み続けられなくなる可能性が出てきてしまうからです。
資金計画は注文住宅を建てる際にとても重要になってくるため、最優先事項として考えていきましょう。
資金計画を立てる際に注意したいポイントは、2000万円の予算があったとしても2000万円のお家が建てられるというわけではないことです。
状況によって異なりますが、お家づくりの総額は建物の本体価格が全体の7割、付帯工事費が1.5〜2割、その他の経費が0.5〜1割です。
そのため、2000万円のお家を建てようと思ったらプラス3割の金額を見なければ、予算オーバーになります。
ローン返済で生活が苦しくなり、完済が不可能になると任意売却や競売などマイホームを手放さなければならなくなるため注意してください。

2つの考え方

2つの考え方


資金計画の立て方は2つあります。
一つは、建てたい注文住宅の金額を確認した上でプランを練る、もう一つは準備できるお金を考えてからその範囲内で作り上げていくことです。
一つ目の考え方はライフスタイルを重視して建てていくことができますが、実際に見積もりをとってみると予想以上に高額になるケースがあります。
返済能力が足りない場合はローン審査にも通らない可能性があるでしょう。
二つ目の考え方は、用意できる範囲内でプランを考えていくため、無理なく返済していくことができます。
ゼロから作り上げていける注文住宅は、その自由度の高さが魅力的ですが、予算を超えた自分の理想ばかりを詰め込んだマイホームよりも、自由度が少し下がったとしてもローンが完済できずっと長く住み続けていくことができるマイホームを建てることが大切です。