住宅購入の検討を進めるとき、その住まいの広さを一般的には「m²(平米、平方メートル)」でとらえます。
戸建住宅ならば、 1階が~m²、 2階が~m²、あわせて~m²、という具合に。確かに比較検討はしやすいのですが、これは平面図を上から見た2次元の世界。しかし、ご承知のように私たちが暮らす住まいは、高さを持つ立体であり3次元空間です。つまり、住宅建築の基点となる考えを、「m²」から「m³(立米、立方メートル)」へと進化させること。そこから発想されたのが、「空間を究めた新しい住宅」従来のような床の面積の広さだけではなく、空間全体の量を重視して設計していくことで、「M3ハウス」はより快適で豊かな住空間を生み出せるのです。
従来の2階建の戸建住宅の場合、1階と2階は階段で結ばれてはいますが、それ以外はまったく遮断された別の空間として存在しています。同じフロアの個々の部屋についても、リビングや寝室、子供部屋など、部屋単位で区切られ独立した空間として位置づけられます。
「M3ハウス」は、これまでのようなこうした考えにとらわれることなく、もっと自由で画期的な空間づくりをめざします。たとえば、それぞれのフロアをつなぐ吹き抜けスペースを取り入れることで、居住空間の中にかつてない広がりと開放感をもたらすことができます。また、 階と階の中間に、フレキシブルに活用できるロフト空間を設けるなど、その他にも住まいの随所に様々な工夫をこらします。
もう一つ、「M3ハウス」ならではの大きな特徴があります。
それは光と風に満ちあふれた住まいであることです。従来の住宅では窓などの開口部を設置する場所は、暮らす人の視線の高さに合わせて設計されました。それを「M3ハウス」はより高い位置に設置します。こうすることで外部からの視線をカットできプライバシーが守れ、防犯面での安全性も向上します。
もちろん、採光には充分に配慮した設計が施され、年間を通じて太陽光がそそぐ明るい室内を保つことは言うまでもありません。同時に、通風性に関しても緻密な計算がなされ、より爽やかな室内空間をお届けすることが可能です。光と風につつまれた住まい、それが「M3ハウス」なのです。